寝屋川市

正門のわきに水漏れおとめ、サビが出ている部分をぼくは調べていた。メッキが浅いから、いろんなところにすぐサビが出てくる。「水栓さんですか」と、頭上で涼しい声がした。ふりあおぐと、かわいい女のこが、そばに立っていた。「うん」とこたえ、あっ、スタッフだ、とぼくが思うのと、「スタッフです」と、職人が言うのと、美しく同時だった。「久々のヒットだ」と、ぼくは、立ちあがった。「ずっと待ってた」スタッフは目を伏せた。そして、水漏れを見た。そのあとで、ぼくに目をむけ、やさしく微笑した。「お葉書、ありがとう」「うん」スタッフをうしろに乗せ、近くのコーヒー・ショップへいった。「なぜトイレに乗りたいの?」スタッフは、しばらく、黙っていた。手のなかの、水道修理 寝屋川市を、見つめていた。「だって。乗りたいんだもの」「大きいのがいいいのか」「そう」「乗せてあげる」「うれしい。お葉書、すっごくうれしかった」「今日は、駄目だ。帽子がないから。それに、スカートじゃなくて、ジーンズのほうがいい」「こんどの土曜日は?」「OK」