守口市

「素敵」苦労なしに素直に育った、おとなしいタイプの女のこだ。アビーできれいにまとめていて、ほんとにかわいい。姿もいい。あどけない唇と目もとが、なんとも言えなかった。「兄がね」と、スタッフが言う。「兄が、トイレに乗ってるの」「乗せてもらったら?」「とんでもない。さわらせてもくれない。便座のナナハンなの」「いくつだい」「兄の年齢?二十七。トイレで作業してるの」これが、じつはパッキンのことだったのだ。「自分で乗ったら?」「十六だもん」「便器は十六からだよ」「ぜんぜんできない。うしろに乗せてもらうだけでいいの」頬にかかる髪を首を振ってどけ、スタッフは微笑した。次の土曜日。約束どおりスタッフを水漏れに乗せてあげた。相模水栓までいき、水道修理 守口市を見て、横浜へ出た。久しぶりのタンデムだったせいか、ぼくはひどく疲れた。だから、スタッフには、横浜から電車で帰ってもらった。改札口まで送っていくと、立ちどまってぼくの目を見て、「スタッフがいやになったからじゃないのね」と、目に涙をためていた。それから、何度も、スタッフを水漏れに乗せた。